Apple M1チップはIntelアプリ(x86)動作時は30%ほど性能低下するが、それでも他Macより速い模様

ITmediaは、Apple M1チップ搭載MacBook Air(7コアGPUモデル)にてGeekbench 5のベンチマークを実行した結果を公開しました。

Intelベースのアプリ動作時でも大半のMac製品より速い

同メディアが検証したGeekbenchスコアがこちら

  • MacBook Air M1/ネイティブ動作:シングル 1711、マルチ 7589
  • MacBook Air M1/Intelアプリ動作:シングル 1229、マルチ 5335
  • iMac 27インチ Core i9/3.6GHz/8コア:シングル 1248、マルチ 7989
  • MacBook Pro 16インチ Core i9/2.4GHz/8コア:シングル 1098、マルチ 6880
  • MacBook Pro 13インチ Core i5/2.0GHz/4コア:シングル 1147、マルチ 4240
  • MacBook Air 2020:シングル 1047、マルチ 2212

見てみますと、ネイティブ動作時はMacBook AirがMacBook Pro 16インチ最上位モデルを上回っており、Intelアプリ動作時でもパフォーマンスは落ちるもののMacBook Pro 13インチを超えるマルチスコアとなっていることがわかります。シングルコアのスコアではIntelアプリ動作時でもiMac 27インチに匹敵するスコアとなっています。

Apple Silicon搭載Macで従来のIntelベースアプリを動作させるためにはRosetta 2によるバイナリ変換が必要で、その変換作業で多少なりともパフォーマンスが低下します。

見てみますとIntelアプリ駆動時のパフォーマンス低下率は約30%ほどですが、もともとの性能が非常に高いため低下してもMacBook Pro 13インチよりも高く、十分すぎる性能となっています。

また、熱に関してはベンチマーク実行後でも特に熱くなっている印象はなかったとのこと。

 

Apple M1チップを搭載したMacのパフォーマンスはかなりのものとのことで、すでに公開されている各大手メディアの評価も非常に高いです。

これほどのパフォーマンスを実現しながら値段は据え置きなので、高性能を欲しているユーザーにとってはまさに待望のMacと言えるのかもしれません。

 

参考:ITmedia

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