9to5Macによりますと、リーク情報に定評のあるMing-Chi Kuo氏からの情報として2021年前半にもARMプロセッサを搭載したMacがリリースされると伝えています。
新型コロナ発生以降、開発により積極的に
同氏によれば、今後12〜18ヶ月以内にリリースされるApple製品の一つはIntel製CPUの代わりに自社製プロセッサを搭載したMacになると述べています。
Appleは新型コロナウイルスの発生以降、ARMプロセッサMacに搭載される5nmプロセスチップの研究、開発、生産への資金提供により積極的になったとのこと。同チップは今年後半のiPhoneやiPadに採用される見込みでもあるとのこと。
MacがIntel製プロセッサからARMプロセッサに移行するという話はIntel自身が予想していましたが、やはりAppleはMacに搭載されるプロセッサを自社製に切り替えるつもりなのかもしれません。
最近Intelはプロセスルールの微細化によって製造難易度が上がったことによりCPUの販売スケジュールを度々延期していましたが、Intel製プロセッサを採用するMacはそのスケジュールに合わせざるを得なくなり、それがMacのアップデートに大きく影響していました。
自社開発のプロセッサが搭載可能となれば、他社のスケジュールに合わせる必要なく、またハードからOSまで一貫して開発するAppleならではの親和性の高い製品の開発が可能となります。
AppleとしてはMacのIntel製から自社開発プロセッサへの移行をしたくて仕方ないのかもしれません。
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