以前の記事でiPhone6s/6s Plusに搭載されているA9チップはTSMC製かサムスン製かでバッテリー駆動時間に最大2時間も差があるという情報がありましたが、Ars technicaが実際に両者のバッテリーテストを行った結果を公開しました。
意外と差は少ない?
Ars Technikaが行ったバッテリーテスト結果がこちら
テスト条件はSIMカードを抜き、同じ設定にしたSamsung製とTSMC製のA9チップを搭載した2台のiPhone 6sを用いて行われました。
各ベンチマークテストを実施した際のバッテリー駆動時間を調べるというテスト内容となっています。
結果を見てみますと、Geekbenchで60分の差が出ているものの他のベンチマークではほとんど差がありません。
Appleが公式に発表した情報ではバッテリー駆動時間は2〜3%の差があるということでしたが、おおよそその通りの結果となっています。
ただ、Geekbenchに関しては著しく差がついており、サムスン製は何かしらの要因により、バッテリー駆動時間が少なくなる可能性があるものと思われます。
なお、Ars Technikaによれば高負荷をかけないかぎり、体感できるほどの差は感じられないとのことです。
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