iPhone 12 Pro Maxのディスプレイ、専門機関にて「最高画質」との評価 尿液晶の原因も判明

ディスプレイを専門に取り扱うDiplayMateによりますと、iPhone 12 Pro Maxのディスプレイは同メディア基準で最高クラスの画質を表す「A+」の評価であることが判明しました。

完璧な色精度と色域

同メディアによるiPhone 12 Pro Maxのディスプレイ測定結果が以下の通りです。

  • 色の誤差:0.9JNCD(2.0以下が最優秀、3.5以下が優秀、3.5以上は良〜普通)
  • 色域:プロシネマ色域 DCI-P3 101%(ほぼ完璧)、標準色域 sRGB 100%(完璧)
  • 色温度(6500K基準):DCI-P3時 6430K(非常に近い)、sRGB時 6420K(非常に近い)
  • 画面反射率:4.8%(非常に優秀)
  • 明るさ:820cd/㎡(非常に優秀)
  • コントラスト比:無限(黒の明るさが0cd/㎡)

その他の詳細はDiplayMateのサイトにてご確認ください

見てみますと、iPhone 12 Pro Maxは非常に優秀な色精度、色域、色温度、画面反射率、輝度、コントラストを実現していることがわかります。どれを取っても最高クラスで「A+」の評価も納得です。

 

尿液晶の原因は?

そんなiPhone 12 Proですが、一部では”尿液晶”と呼ばれる画面が黄ばんでいるように見える現象が報告されています。

iPhone 12 Proでも画面が黄ばむ"尿液晶"が確認?画質に詳しい人間からすると原因は明らか
RedditにてiPhone 12 ProとiPhone 11 Proの画面を比較した際にiPhone 12 Proの方が画面が黄ばんで見えるという報告があったことが判明しました。

上記の測定結果を見る限り、間違いなく最高クラスの画質を実現していることは明らかですが、なぜ”尿液晶”と言われるのでしょう?

 

原因は「色温度」の違いにあります。

色温度は国際的な映像規格で6500Kと定められていますが、iPhone 12 Pro Maxの場合は6430〜6420Kとやや低めです(それでもかなり優秀な方ですが)

例えばiPhone 11 Pro Maxの場合だと6480K〜6520Kとなっており、こちらと比べると色温度がやや低くなっていることがわかります。

色温度は低ければ低いほど、赤や黄色っぽく見えるのでおそらくこの違いが尿液晶と呼ばれる原因となったのでしょう。

 

現状では間違いなくトップクラスの画質

確かに前モデルのiPhone 11 Pro Maxに比べるとやや色温度は低いものの、スマホ業界の中で考えますと間違いなく最高クラスの画質です。

両モデルを比較すれば気づくかもしれませんが、単体で使っている限り気になることはまずない誤差でしょう。最高クラスの画質であることは間違いないので、プロレベルの色を扱う仕事をしている人でない限り気にする必要はないものと思われます。

 

ちなみですが、自分が所持しているiPhone 12 miniは目視した限りでは色精度が2016年のiPhone SEにすら劣っている印象でした。

【実機検証】iPhone 12のディスプレイ、尿液晶ではないが従来より画質が悪いかもしれない
iPhone 12 miniを購入して手持ちの様々なApple製品と比較している最中にふと気づいたことがあります。 ...あれ?iPhone 12 miniのディスプレイって画質悪い? 今回はその詳細について語っ...

今回の検証はiPhone 12 Pro Maxで行われているので、おそらくProモデルは上記のような結果になるものと予想されますが、Proでないモデルがどうなのかかなり気になるところです。

個人的な印象ではiPhone 8やSEよりも確実に色精度は落ちている気がするのですが、発売初期のロットの問題でしょうかね。iPhone 12よりも低価格なSEですら非常に高品質な色精度を実現しているので、画質に妥協はあって欲しくないものですが。

 

参考:DiplayMate
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