2020年の新型iPhone 12(仮)の5.4インチモデルは非常に小型なモデルになると言われていますが、コンパクトなスマホが欲しい自分にとっては片手操作に適しているのかどうかが気になるところです。
そこで今回はこれまでの情報をもとに片手操作しやすいのかどうか分析してみました。
iPhone 12 5.4インチのサイズ
iPhone 12 5.4インチの本体サイズは未だ確定的ではありませんが、
今のところTom’s Guideによる
5.15 × 2.51インチ(130.8×63.8mm)
とする説が有力です
参考までに4.7インチiPhone(8、第2世代SEなど)は
138.4×67.3mm
となっています。
今回はこのサイズで登場すると仮定した上で片手操作のしやすさについて分析していこうと思います。
片手操作可能な範囲
MailOnlineはiPhone 6(4.7インチ)の指の到達範囲について分析した画像を公開しています。
緑が「自然に届く」、黄色が「届くことが可能」、赤色が「快適に届かない」範囲を成人女性(上)と成人男性(下)ごとに表しています。
見てみますと、成人男性であれば4.7インチのiPhoneサイズでほぼ全体に指が届く模様。
ただしこの結果は平均女性の手のひらの高さ17.1cm、平均男性の手のひらの高さ18.8cmとしたもので、おそらくアメリカ基準です。日本人の平均は女性16.9cm、男性18.3cmとのことでこれより若干狭まると思います(参照元:https://sizea.jp/palm-size/)
5.4インチiPhoneはどこまで届く?
これらの情報をもとにiPhone 12 5.4インチモデルの片手操作範囲を分析してみました。
左が女性、右が男性の片手操作範囲
緑が「自然に届く範囲」、黄色が「届くことが可能な範囲」、それ以外は「快適に届かない範囲」となっています(右下の届きにくい範囲は無視してます)
見てみますと、一番左上の部分はどちらとも快適には届かない範囲になるようです。iOSアプリの性質上、左上に「戻る」ボタンが来ることが多いのでこれはやはり致命的でしょう。
ただ、ノッチ(画面上の出っ張り)の分だけ位置が下がることを考えれば、男性はギリギリ片手操作可能なレベルかもしれません。
参考までに4.7インチiPhone(左)、5.4インチiPhone(中央)、4インチiPhone(右)の片手範囲比較をしてみました。範囲は全て成人男性基準です。
見たところ4インチiPhoneは画面全体問題なく指が届くようです。成人男性の筆者は普段4インチのiPhone SEを使用していて、体感的にこのような指の届きやすさであるように思います。左上は自然には届かないものの、伸ばせば持ちかえる必要なく片手で届く感じです。
4.7インチiPhoneは5.4インチiPhoneと同様に左上は届きにくいようです。届きにくいとは言っても全く届かないわけでなく、手の位置をかえて指を伸ばせば届きます。ただ、そのようにすると落としやすい持ち方になります。
5.4インチiPhoneは縦長な分、画面上は届きにくいようですが、本体サイズは4.7インチiPhoneよりも小さいため多少は片手操作しやすくなるかもしれません。
男性ならギリギリ片手操作できるかも
今回の片手操作比較で判明したのは5.4インチiPhoneは成人男性であればギリギリ片手操作可能なiPhoneかもしれないということです。
5.4インチiPhoneは5.8インチのiPhone X以降のモデルと同様縦長のディスプレイになる見込みなので、画面上側の操作はやりにくいとは思いますが、5.8インチiPhoneに比べれば多少なりとも片手操作はしやすいモデルと言えるでしょう。
4インチiPhoneほど快適に片手操作できるわけではありませんが、本体サイズは4.7インチiPhoneよりコンパクトになると言われているため持ちやすさは4.7インチiPhone以上になると予想されます。
片手操作しやすい新型iPhoneを求めていた人にとっては待望の製品となるかもしれません。
※2020/9/21追記
簡易アクセスを使用した場合の5.4インチiPhoneの片手操作性を分析してみました
コメント
ただ記事を転載するだけのブログと違って、管理人さんの小型iPhone愛(?)がすごく伝わってきます。
iPhone12が正式発表されるまで、5.4インチ考察これからもお願いします!
ありがとうございます!
そういったコメントはとても励みになります^_^
5.4インチiPhoneは購入予定ですので、購入した後にも色々と検証してみたいことがあります
発表前だけでなく、発表後もレビュー記事など書いていければと考えています