先日、EverythingAppleProがiPhone 12 Pro Max 6.7インチのデザイン・サイズなどに関する詳細情報を公開しましたが、この情報をもとにiPhone 12 Pro(仮) 6.1インチの本体サイズの推測、及び他のiPhone 12モデル、現行モデルなどのサイズ比較を行ってみました。
サイズ予測
流出した本体サイズに関する画像がこちら
左:iPhone 12 Pro Max(6.7インチ)、右:iPhone 11 Pro Max(6.5インチ)
情報をまとめますと
- iPhone 12 Pro Max:本体縦160.84mm、本体横78.09mm、画面横72.73mm、ベゼル幅2.68mm
- iPhone 11 Pro Max:本体縦157.95mm、本体横77.84mm、画面横68.81mm、ベゼル幅4.51mm
となっています。
ベゼル幅らしき部分は12が1.55mm、11が2.52mmと表記されていますが、これは画面周りのみのベゼルであり、側面の金属フレーム部分は含まれていないので、トータルで計算しますと、それぞれ2.68mm、4.51mmとなります。
今回はこれらの情報が正しいと仮定した上で本体サイズを推測します。
iPhone 12 Pro(6.1インチ)の本体サイズ予測
いままでの情報ではiPhone 12 Proは6.1インチになります。
画面の縦横の比は現行の6.1インチiPhone 11と変わらないものと考えますと、
画面サイズは横65.0mm、縦140.7mm
ベゼル幅はiPhone 12 Pro Maxと同等と考えますと
本体サイズは横70.36mm、縦146.06mm
iPhone 12(6.1インチ)の本体サイズ予測
iPhone 12シリーズは高価なProモデルとは違い、低価格な下位モデルになると言われています。
あまり明言されていませんが、iPhone 12はおそらくコストやフレーム素材の強度の観点からProよりベゼルが若干太くなることが推測されます(Proはステンレスフレーム、下位モデルはアルミフレームのため)
実際、いくつかの予測画像などもよく見ると下位モデルのベゼルはProよりほんのわずかに太いです。
Jon Prosser氏による推測画像
これらのことを考えますと、iPhone 12(6.1インチ)はiPhone 12 Pro(6.1インチ)と画面サイズは同じながらもベゼルが太い分、本体サイズが若干大きくなるものと予想されます。
おそらく現行のiPhone 11 Proと同じベゼル幅になることが予想されるので、そちらと同じだと考えますと
本体サイズは横74.02mm、縦149.72mm
iPhone 12(5.4インチ)の本体サイズ予測
今年登場するiPhoneで最も小型になると言われる5.4インチiPhone 12。
画面の縦横の比は6.1インチモデルと同様になると思われるため
画面サイズは横57.7mm、縦125.0mm
ベゼル幅は先ほどのようにiPhone 11 Proと同等だと考えますと
本体サイズは横66.72mm、縦134.01mm
ちなみに以前iPhone 12(5.4インチ)のサイズ予測をしましたが、この際はベゼル幅4mmで計算、今回はベゼル幅4.51mmで計算していますので若干サイズ差があります。
本体サイズ比較
これらの情報をもとに本体サイズを比較したものがこちら
iPhone 12シリーズ
まずは今回予想したiPhone 12シリーズのサイズ比較です。
見ての通り明らかにProと無印(ナンバーのみ)ではベゼル(画面周りのフチ)のサイズが異なります。
Proモデルはステンレスフレーム採用と言われるため強度が高く、その分本体ギリギリまで画面を広げることが可能になるのだと予想されます。
同じ6.1インチのiPhone 12 Pro、iPhone 12を比べるとその差が良くわかります。
Pro Max、Plusシリーズの比較
iPhoneシリーズの中でも大型なiPhone 8 Plus、iPhone 11 Pro MaxとiPhone 12 Pro Maxとの比較です。
iPhone 12 Pro Maxは6.7インチの画面サイズながらも、6.5インチのiPhone 11 Pro Max、5.5インチのiPhone 8 Plusとそこまでサイズ差がありません。縦に若干伸びていますが、横幅は全モデルほぼ同じです。
無印、Proシリーズとの比較
真ん中2つがiPhone 12/12 Pro
最近のアップルのメインストリームである無印(ナンバーのみ)とProシリーズとの比較です。
iPhone 12は同じ6.1インチの現行iPhone 11とほとんどサイズ差はないものの、ほんのわずかにiPhone 12の方が小さいです。iPhone 11は液晶ディスプレイでベゼルが他より太めなので、有機ELディスプレイになるiPhone 12が若干ベゼルが細くなる形です。
iPhone 12 Proは6.1インチながらなんと5.8インチのiPhone 11 Proと同等サイズを実現しています。
Proより小型なモデルとの比較
iPhone 11 Proより小型モデルとの比較です。
iPhone 12(5.4インチ)は4.7インチの第2世代iPhone SE(6〜8もほぼ同サイズ)よりも小さく、4.0インチの第1世代iPhone SE寄りのサイズ感となっていることがわかります。最近のiPhoneシリーズとしては比較的小型なモデルと言えるでしょう。
現行モデル一覧との比較
現行モデル一覧との比較です
今回サイズ予測をしてみた限りだと
- iPhone 12 Pro Max ≒ iPhone 11 Pro Max(Plus)
- iPhone 12(6.1インチ) ≒ iPhone 11(XR)
- iPhone 12 Pro ≒ iPhone 11 Pro(XS/X)
- iPhone 12(5.4インチ) < iPhone SE2(6〜8)
といったサイズ感となっており、画面が大型化されたモデルは極力前モデルから本体サイズを変えず、画面が小型化したモデルは従来よりさらに小型にという形をとっていることがわかります。
このようなサイズ展開はとても合理的ですし、誰もが望むような形であるかのようにも思えます。
ただし、今回の比較はあくまで噂を元に独自に計算・比較したものなので、実際にこのサイズのiPhoneが出るかは未確定で、実際に出たとしてもこのサイズになるという保証はないことはご了承下さい。
あくまで参考程度にどうぞ。
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