iPadとApple Pencilを利用するユーザーにとって悩みどころはそれをどう持ち運ぶか?
初代Apple PencilではiPadと一緒に持ち運ぶためには専用ケースを用意する必要があり、何かと手間でした。しかし、iPad Pro 2018年モデルにてApple PencilをiPadにくっつけて同時に持ち運ぶことが可能となり、その辺りの不満が解消されました。
自分はこれまでiPad Pro 10.5インチとApple Pencilを持ち運ぶのにPencilを内側収納できる他社製ケースを使用していましたが、新たに11インチに買い替え、ついでにApple Pencil 2と純正Smart Folioを購入したのでどれくらい軽量化できたのか確かめてみました。
iPad Pro 10.5+Pencil+ケースの重さ
まずはこれまで使用していたiPad Pro 10.5+初代Apple Pencil+他社製ケースの重さです。
計測結果は「769g」でした。
各製品を個別に計測したところ
iPad Pro 10.5は「474g」
公式の469gより5g重いですね。誤差の範囲ですが。
初代Apple Pencilが「21g」
他社製ケースが「274g」
他社製ケースの274gという重さがiPad Pro 10.5をかなり重くしている感じです。
ただ、これでもApple Pencilを収納しつつ、本体を保護するケースとしては軽量な部類です。
iPad Pro 11+Pencil2+純正ケースの重さ
次にiPad Pro 11+Apple Pencil 2+純正ケース(Smart Folio)の重さを確かめてみたところ…
計測結果は「661g」でした。
先ほどの10.5インチの769gより108gも軽量化できています。iPhone SE約1個分軽くなった感じです。タブレットで100g以上の軽量化というのはかなり大きいです。
各製品の重さは以下の通りです。
iPad Pro 11が「473g」
公式の468gより5g重いです。10.5インチと同じ誤差なのは偶然ですかね。
Apple Pencil 2は「18g」
初代より3g軽いです。
純正ケースSmart Folioは「170g」
なんと10.5インチの他社製ケースより104g軽いです。この軽量化はかなり大きいですね。たぶん本体を保護しつつここまで軽量化できるのは純正くらいでしょう。先ほどのケースと比べ、側面まで完全保護できるわけではありませんが。
軽量化だけでなく様々なメリットも
結果としてiPad Pro 10.5インチから11インチに変えて、Pencil、ケース含め108gの軽量化を実現できました。従来の769gから661gになったことで何も着けてない初代iPadの680gより軽くなりました。初代の9.7インチより大きい11インチで性能も格段に向上していながら本体保護しても初代より軽量に収まる素晴らしい進化です。
また、この組み合わせは軽量なだけでなく、使い勝手の向上にもつながっています。従来はケースに埋まる形で収納されていたので、Pencilが取り出しにくく、取り出しのたびにやや手間がかかっていましたが、新モデルでは磁石で側面にくっついているだけなので、使いたいときにサッと取り出せます。
従来(上)より断然取り出しやすいPencil 2 (下)
また、純正品だけあってデザイン性も格段に向上しています。
iPadの薄いデザインを最大限活かした素晴らしいデザインとなっています。
Apple Pencilユーザーにとってはこれらの改善はかなり大きく、iPadをよく持ち運ぶ方なら相性抜群な組み合わせになるのではないかと思いますね。
新型購入の際の参考にどうぞ。
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