iPad Proの性能がすごすぎる…
ars technicaがiPad ProとiOS製品、MacBookシリーズ、Surfaceシリーズを比較したベンチマーク結果を公開しました。
ベンチマーク結果
CPU性能
以下は主にCPU性能を測定するGeekbench3によるベンチマーク結果です。
iOSデバイス同士の比較ではiPad ProはiPad Air2の約1.2倍ほどのスコアとなっています。大きな性能向上ではないものの順当に性能が上がっていることがわかります。
こちらはiPad ProとMacBookシリーズ、Surface Pro4との比較です。
スコアを見ると2015年MacBookのエントリーモデル(Core M-5Y31)より性能が良い結果となっており、2015年MacBook Air のエントリーモデル(Core i5-5250U)よりわずかに劣るという結果となっています。
iPad Proが厚さ6.9mmのタブレットであることを考えますとかなり良好なスコアとなっています。
GPU性能
以下は主にGPU性能を測定するGFXBenchによるベンチマーク結果です。
結果はiPad Proがすべての製品を上回るという驚愕のスコアを叩き出しています。
2015年MacBookの約3倍、2015年MacBook Airの約2倍、2015年15インチMacBook Proの約1.2倍という異常なまでの性能となっています。
Appleが言っていた「デスクトップクラスの性能」というのは決して誇張表現ではなく、真実であったことがこの結果からわかります。
まとめ
iPad ProはCPU性能は12インチMacBookを超え、GPU性能は15インチMacBook Proを超えるというタブレットながら異常なまでに高性能であることが判明しました。
最近はCPU性能よりGPU性能のほうが重要視されており、GPU性能がそのPCの性能を左右すると言っても過言ではありません。そのGPU性能が15インチMacBook Proを上回っているということはもはやデスクトップと同等レベルの性能を持っていることになります。
しかし、iPad ProはあくまでiOSというモバイル向けのOSです。性能はMacBookよりいいかもしれませんが、実際の使い勝手はPC向けOSを搭載しているMacBookよりいいとは限りません。
この性能を活かせるかどうかはiPad Proの使い方次第ということになるでしょう。
コメント