11インチiPad Proは前モデルの10.5インチから横幅を変えずに縦長になりましたが、10.5インチの横幅は7.9インチiPad miniの縦幅と一致していたので、11インチiPadもminiの縦幅に合わせて作られたものと考えられます。
そこで実際にminiと比べてどれくらいの大きさなのか実機を用いて色々と確かめてみました。
画面サイズ比較
左:iPad Pro 11 右:iPad mini 4(7.9インチ)
まずは縦向きで比較。
比較しやすいYahoo! JAPANのホームページを用いて比較しました。このサイズだとiPad Pro 11インチがminiより圧倒的に大きいです。ページの情報量もminiより縦長です。
左:iPad Pro 11 右:iPad mini 4
iPad Pro 11インチの方を横向きにするとこうなります。
やはり横幅がiPad miniの縦幅に一致してますね。ただ、この表示だとminiの方がページの情報を多く表示できます。
左:iPad Pro 11 右:iPad mini 4
iPad Pro 11インチを画面分割表示するとこうなります。
見た限り分割した画面がminiの画面サイズとほぼ一致しているように見えます。
左:iPad mini 4 右:iPad Pro 11
重ねると11インチの画面片側の大きさがminiの画面サイズとほぼ一致してます。
このための11インチサイズなんですね。
上:iPad Pro 11 下:iPad mini 4
11インチの分割画面とminiの画面を並べて比較すると横幅もほぼ一致していることがわかります。miniの方がわずかに横幅が大きい程度です。
11インチの画面比は4.3:3という中途半端な長さになっているのですが、これは従来の4:3のiPadを向きを変えて2つ並べたときの画面比(4.5:3)に近く、AppleはiPad miniが2つ分に近くなるよう調整して11インチというサイズにしたものと思われます。
このためiPad Pro 11インチは画面分割機能が従来よりも見やすくなり、より使い勝手が良くなったものと思われます。
個人的にも微妙に縦長になった画面は10.5インチより見やすく、その上本体サイズは若干コンパクトになっているのでかなり良い改善だと感じてます。
新型購入の際の参考にどうぞ。
関連記事
コメント