Appleの公式情報によりますと、iMac ProはT2チップを搭載し、FaceTimeカメラやSSDコントローラ、オーディオコントローラ、システム管理などの制御を行っていることが判明しました。
処理負荷減でセキュリティ向上を実現
T2チップはMacBook ProのTouch barモデルに搭載されているT1チップの第2世代となるもので、情報によればA10チップがベースになっているとのこと。
このチップでパフォーマンスに影響を与えることなくSSDデータの暗号化が可能で、カメラ、オーディオ、システムなども別に制御することでセキュリティがより強化されている模様。
今回のT2チップ搭載で注目なのが、セキュリティ性能の向上とともにSSDデータ暗号化などの処理負荷を低減しているという点です。
T1チップではTouch IDとTouch barなどの制御を行っていましたが、T2チップではその制御範囲が広がり、システムやオーディオの制御、SSDの暗号化まで行われています。
おそらく今後のMac製品にもこうしたARMベースのチップは搭載されることになると思いますが、一部の制御を省電力なARMチップが担うことでMacのパフォーマンスが向上させつつ、セキュリティの向上、消費電力の低減を実現することが期待できるのではと思われます。
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