Appleは本日発表イベント「Spring loaded.」を開催しましたが、その発表内容が予想の数倍上を行っていてあまりの凄さに開いた口が塞がりませんでした。
今回は発表された製品一覧と何がすごかったのかを語っていきます。
主な発表内容
今回のイベントで発表された主な内容が以下の通りです
- Apple Cardに家族で使える機能が追加
- PodCastが大幅に変更
- 忘れ物防止タグAirTag
- iPhoneでかなり精密に位置検出可能
- iPhone 12に新色パープル登場
- 新型Apple TV 4K
- A12チップ搭載
- 4K/HDR対応
- 新しくなったリモコン
- iPhoneを使ってカラーキャリブレーションし、画質を最適化
- 全く新しくなったiMac
- M1チップ搭載
- 従来モデルより遥かに薄く
- 21.5インチサイズに 24インチディスプレイ搭載
- 7色のカラフルなモデル展開
- Mac史上最高のカメラ搭載
- Mac史上最高のマイク搭載
- Mac史上最高のスピーカー搭載
- USB-C 4×4(うち2つはThunderbolt)
- 電源ケーブルが磁石でくっつく
- 電源アダプタが平置きタイプになり、LANケーブル接続可能に
- ワイヤレスキーボードがTouch IDに対応
- 新型iPad Pro
- M1チップ搭載(Macと同じ)
- とんでもないパフォーマンスなのに従来とほぼ同じサイズ
- Pro XDRディスプレイと同レベルの超高性能ミニLEDディスプレイ
- 全面1000ニト、ピーク時1600ニト対応
- 約2500分割のローカルディミング
- 100万:1のコントラスト
- 5G対応
- 自動追従する前面カメラ「センターフレーム」機能
- Thunderbolt 4対応
- Magic Keyboardにホワイト登場
とりあえずAppleやばいなと思った
今回の発表内容を見て、とりあえずAppleやばすぎるなと思いました。
発表イベントを見ていない人はぜひ見てほしいのですが、怒涛の勢いでとんでもないテクノロジーがバンバン発表されて、とにかく圧倒されました。
新型Apple TV 4K
まず何がすごかったのかと言いますと、Apple TVのiPhoneを使ったカラーキャリブレーション
これは画質に詳しい人間ならよく分かることかと思いますが、通常カラーキャリブレーションというのは高価なキャリブレーションセンサーを用いて、時間をかけて試行錯誤しながら調整する上級者向けのものです。
それはAppleはiPhoneに搭載された光センサーを用いて画面に向けるだけでいとも簡単に調整できるようにしてしまったのです。これには驚きすぎて、意味がわかりませんでした。
新型iMac
次にすごかったのが新型iMac
噂では登場するか微妙でしたが、まさか発表されるとは思わず、それだけでも驚いたのにさらに驚いたのがそのデザイン。
かつてのiMacとは一線を画す薄さで、とてもカラフルなデザインとなりながらもM1チップを搭載することでハイエンド並みの性能を発揮し、しかもカメラ、マイク、スピーカーは過去最高の仕上がりという謎すぎるクオリティ。
さらに驚きだったのが、純正ワイヤレスキーボードにTouch IDが搭載されたことです。これにより、画面ロック解除やWeb決済などが容易になり、しかも別な人がTouch IDに触れると自動的に別アカウントに切り替わるという謎機能も搭載。
新型iPad Pro
そして最後に新型iPad Pro
なんとM1チップをそのままあの薄い筐体に収めてしまいました。意味がわかりません。
しかも驚くのはそれだけではありません。Appleが誇る最高画質のPro XDRディスプレイと同等かそれ以上の性能のディスプレイをiPad Pro 12.9インチに搭載してしまいました。最先端のミニLEDを1万個搭載し、Pro XDRの576分割駆動よりさらに細かい2500分割駆動に対応し、より細かい光の制御が可能となりました。
前面カメラには122度の広視野角カメラを搭載し、写っている人物が動くと自動的にカメラが追従する「センターフレーム」という謎機能も搭載。
さらに5G通信にも対応し、端子が40GbpsのThunderbolt 4に対応。
しかもこれほどまでに高機能になりながら従来と同じバッテリー駆動となっています。
今回のイベントはAppleが時価総額世界一の企業であることを再確認するような内容でした。
予想の遥か上を行く機能をいとも簡単(そう)に実現してしまうAppleは競合他社にとってはたまったものではないでしょうね。
M1チップが初めて発表された時もそうでしたが、これまでよりも遥かに高性能でありながら高効率・薄型・軽量という製品をAppleは本当に作ってしまうので、素晴らしくも恐ろしいところ。
ちなみに今回発表された製品は全て環境に考慮された設計となっております。
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