Appleは現地時間4月20日午前10時(日本時間4月21日午前2時)にスペシャルイベントを開催することを正式発表しました。
今回は招待状から発表されそうな製品について画像やこれまでの情報から予想してみました。
この時期のイベントについて
Appleは毎年3月頃になんらかのイベントを開催したり、プレスリリースにて製品を発表することが多いです。特に最近はイベントを行うことなく、プレスリリースでの発表が目立ちました。
3月頃に発表される製品として、iPad関連やメインではないiPhone関連の発表(SEや新色など)、Mac製品のマイナーアップデートなどが多い傾向にあります。
参考までに過去のこの時期に発表された製品は
- 2020年4月(プレスリリース):iPhone SE 第2世代
- 2020年3月(プレスリリース):新型iPad Pro、iPad用Magic Keyboard、MacBook Air(CPU更新)、Mac mini(CPU更新)、新色iPhoneケース、新色Apple Watchバンド
- 2019年3月(イベント):Apple TV+、Apple Card、Apple Arcade
- 2019年3月(プレスリリース):AirPods 第2世代、iMac(CPU更新)、iPad Air 第3世代、iPad mini 第5世代
となっています。
招待状の考察
今回の招待状がこちら。
招待状のキャッチフレーズは「Spring Loaded.」となっています。
「Spring」というのはご存知のように「春」という意味があり
「Spring Loaded」は「Spring road(春の道)」を文字っているようにも思えます。
これは4月という春の時期の発表ということを考えれば妥当でしょう。
Appleの上級副社長であるGreg Joswiak氏もツイートで招待状ロゴのアニメーションを見せながら春らしさを感じる道を歩く動画を投稿しています。
So excited for this one! Only seven more days. 👀 pic.twitter.com/PVJFcESqh8
— Greg Joswiak (@gregjoz) April 13, 2021
「Spring Loaded」をそのまま訳すと「バネ仕掛けの」という意味になり
招待状のAppleのロゴを描いた線のうねりもバネっぽく見えるような印象です。
個人的な考察となりますが、これが意味するのはおそらくiPadのアクセサリ「Magic Keyboard」を指しているのではないかと思います。
詳細は後ほど。
また、今回の招待状のロゴがApple Pencilで描かれたようなデザインとなっているのもポイントでしょう。
これは過去のイベントのロゴでも多く採用されてきたもので、このデザインのときは必ずiPad製品が発表されました。
例えば、2020年9月のこの招待状も同じようにApple Pencilで描かれたようなデザインですが、このイベントではiPad 第8世代、iPad Air 第4世代、新型Apple Watch Series 6/SEが発表されています。
また、2018年3月のこの招待状でもApple Pencilで描いたようなデザインとなっており、このイベントでは低価格iPadとしては初となるApple Pencilに対応したiPad 第6世代が発表されました。
発表されそうなApple製品
今回のイベントではほぼ確実にiPad関連の製品が発表されるでしょう。
これまでの情報では、2021年3〜4月頃に新型iPad ProとMagic Keyboardが発表されると言われており、今回のロゴとキャッチフレーズからそれらの発表の可能性が高いものと思われます。
特にキャッチフレーズの「Spring loaded(ばね仕掛けの)」はMagic Keyboardの構造とも一致しており、わざわざキャッチフレーズに持ってくるということは何らかの大きな変化があるということを意味するのかもしれません。
また、iPad mini 第6世代もひそかに発表が噂されています。
このモデルは画面サイズが現行の7.9インチから8.4〜9.0インチほどに大型化されると言われています。
ただ、2021年前半と後半で情報が分かれており、あまり確定的でないことを考えますと発表されない可能性もありえます。
他にはiPhone SE 第3世代や忘れ物防止タグAirTagsなどが噂されていますが、どちらとも情報がそこまで明確でないため発表されるかどうかは微妙なところです。
また、今回のロゴがカラフルなことを考えますと何らかの新色が用意される可能性もあります。
過去の傾向でもロゴの色がそのまま新色の一部であったということはよくあったため、可能性はあるでしょう。
発表は4月21日と1週間後なので、これからApple製品を買う予定の人はそれまで待つのもありかもしれません。
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