WWDC 2018で発表が予想される製品&情報まとめ

WWDC 2018-1

WWDC 2018が日本時間6月5日午前2時にも開催されますが、気になるのはどのような製品が発表されるかです。

そこで今回は発表が予想される製品と噂されている情報についてまとめてみました。

ソフトウェア関連のアップデート

WWDCでは毎年必ず各ソフトウェアのメジャーアップデートの詳細が発表されます。今回もそれが行われることは確実でしょう。

iOS 12

iPhone、iPad向けの次期OS「iOS 12」が発表されることは確実でしょう。

「iOS 12」は新機能よりパフォーマンスや品質改善に焦点を当てたアップデートになると言われており、注目の新機能としてはAR機能が向上した「ARKit 2.0」やスマホの使いすぎを防止する「デジタルヘルス」機能などが用意されていると言われています。

「ARKit 2.0」ではユーザーが同じ仮想空間内でARゲームをプレイできる機能などが搭載され、2020年に発表されると言われるApple製ARヘッドセットのための基盤となるようなものになると予想されています。

「iOS 12」は新機能よりパフォーマンスや品質に重点を置いたアップデートになる?
MacRumorsによりますと、Axios社の最高技術責任者Ina Fried氏からの情報として次期iOSは新機能よりパフォーマンスや品質問題に焦点を当てたアップデートになるとしています。

 

macOS 10.14

Mac製品向けの次期OS「macOS 10.14」もパフォーマンスや品質改善中心のアップデートになると言われています。

ただ、噂ではiOSアプリをMac上で動作させるプロジェクトが計画されているとされており、今回のイベントでそれに関する何かしらの情報が公開される可能性はあります。もし仮にこの機能が発表されるのなら今回のイベントで最注目の機能となることでしょう。

Apple、2018年にiOSとMacのアプリの統合を計画中か!?
Bloombergによりますと、匿名からの情報よりAppleは2018年にiOSとMacを統合して両OSで動作するアプリケーション開発を可能にするかもしれないと伝えています。

 

watchOS、tvOS

毎年なんらかのアップデートが発表されるApple Watch向けの「watchOS」やApple TV向けの「tvOS」ですが、現時点で詳細な情報は特になし

発表されたとしても小規模なものにとどまるかもしれません。

 

ハードウェア関連のアップデート

WWDCでは時々MacBookやiPadなどのハードウェア関連のアップデートが行われますが、5月31日(現地時間)にBloombergが報じた情報によれば今年は同イベントでハードウェアの発表は行われない見込みとのこと。

Apple Is Set to Unveil AR Upgrade, Software to Manage iPhone Use – Bloomberg

 

一応これまで発表が噂されていたのは

  • 低価格な新型MacBook 13インチ
  • Face ID搭載11インチiPad
  • iPhone SE 2

となっていますが、BloombergはMacBookシリーズのアップデートは今年後半に、Face ID搭載11インチiPadも計画されているがこちらも今年後半に発表されると伝えています。

 

MacBook Pro

しかし、この報道の直後となる6月1日(現地時間)にGeekbenchにてMacBook Pro 15 2018年モデルのものと思われる「MacBookPro 14.3」のベンチマークスコアが公開されました。

Geekbench:MacBookPro14,3

このベンチマークでは現行モデルには搭載されていない最新の第8世代Coreシリーズ「Core i7-8750H」が搭載されており、メモリも32GBと現行モデルより大容量となっています。

スコアもマルチコアが22316となっており、現行MacBook Pro 15の最上位Core i7-7920HQモデルのスコア16999よりも大幅に向上していることがわかります。

このベンチマークが本物かどうかは不明ですが、本物ならば今回のイベントでMacBook Proのアップデートもありうるかもしれません。

 

iPhone SE 2

iPhone SE 2に関しては最近多くのリーク情報を見かけるようになりましたが、最近報道されるリーク情報の多くはiPhone SEの後継モデルというより9月に発表が期待される低価格な6.1インチiPhoneのものとしか思えないものばかりで、いまだ確定的な情報はない状況です。

今回のイベントで発表される可能性は低いものと思われます。

 

AirPower

もはや忘れられた存在となりつつあるApple純正ワイヤレス充電器「AirPower」ですが、去年の9月に2018年発売と発表されて以降いまだに発売されていません。

発売のタイミングとしてはなんらかのイベント後になるものと思われますが、最近特に発売されるという噂もありません。WWDCで発売される可能性は低そうですが、もしかするとイベント後にひっそり発売なんてこともありうるかもしれません。

 

今回のWWDCは発表内容が全く読めませんね。

仮にハードウェアが発表されないのだとしたらソフトウェア中心になるわけですが、事前の情報を見る限り発表が確定していてメインとなりそうなものは「iOS 12」の「ARKit 2.0」くらいで、他の発表内容がどうなるか全くの不明です。

Mac上でiOSアプリを動かす機能が発表されれば大いに盛り上がりそうな気がしますが、こちらも実際に発表されるかは不明です。

サプライズでなにか発表されれば嬉しいのですがどうなることでしょう。

ここまで発表内容が読めないAppleのイベントも珍しいです。最近はたいてい事前のリーク情報で発表の全容が見えてしまうので、今回のイベントはある意味サプライズが期待できるかもしれないイベントとなるのかもしれません。

いずれにせよもう間もなく開催されるイベントに期待ですね。

WWDCのイベントは公式サイトにてライブ配信される予定です。

Apple Event – WWDC Keynote, Jone 2018 – Apple

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました