Liliputingによりますと、2016年後半にもリリースが予定されている低価格向けCPU「Apollo Lake」はCPU・GPU性能が30%向上しているとのことです。
性能向上、バッテリ駆動時間の改善など実現
情報によりますと、「Apollo Lake」の主な変更点は以下のようになっています。
- CPU性能が30%向上
- GPU性能が30%向上(第9世代Intel graphics採用)
- DDR3L、LPDDR3、LPDDR4メモリのサポート
- バッテリ駆動時間が15%延長
- USB type-Cのサポート
この変更点を見る限り、「Apollo Lake」はかなりの性能向上が期待できそうです。
特に最新のUSB-CやLPDDR4をサポートしている点は素晴らしいですね。
今回からはAtomが廃止され、Pentium/Celeron向けのCPUのみとなっています。
少し複雑なのでその具体的な構成をまとめますと、
一世代前の第4世代「Airmont」アーキテクチャでは、デスクトップ・ノートPC向けにPentium/Celeron「Braswell」とタブレットPC向けにAtom「Cherry Trail」と分かれていたのに対し、
今回の第5世代「Goldmont」アーキテクチャでは、デスクトップ・ノートPC(タブレットPC?)向けのPentium/Celeron「ApolloLake」のみとなっています。
そのためAtomの次期モデルは存在しないことになりますが、おそらくその代わりに今回のPentium/CeleronにAtomに相当するモデルが追加されるものと思われます。
Atomは現行モデルで終了?Intelが次期Atomのキャンセルを発表
米Intelは次期Atomプロセッサである「Broxton」及び「SoFIA」の投入をキャンセルすることを発表しました。
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