IntelはCES2015にて第5世代Coreシリーズとなる「Broadwell」のUシリーズを正式発表しました。
全体的に性能が向上!
「Broadwell」とは「Haswell」の次世代CPUで、半導体のプロセスルールが22nmから14nmに微細化したものとなっています。
以下の画像はCore i7-5600U(内蔵GPU:Intel HD Graphics 5500)とCore i7-4600U(内蔵GPU:Intel HD Graphics 4400)を比較したものです。
性能面では、Core i7-5600Uはi7-4600Uと比較すると、バッテリー持続時間が20%〜30%向上し、3Dグラフィックス性能は22%向上、ムービー変換の速度は50%向上し、全体的に性能が向上していることがわかります。
また、ダイサイズは37%小さくなり、トランジスター数は35%増えています。
今回発表されたラインナップは以下のようになります。
画像参考:GIGAZINE
TDP(消費電力)が15Wのモデルは内蔵GPUがIntel HD Graphics 5500とIntel HD Graphics 6000のどちらかを搭載し、28WモデルはIntel Iris Graphics 6100を搭載しています。
Intel HD Graphics 5500/6000、Intel Iris Graphics 6100はDirectX 11.2に対応し、今後DirectX 12にも対応する予定。また、4K映像のワイヤレス出力も可能となり、HECVやVP8/9コーデックをサポートするとのことです。
Broadwell-Uを搭載した製品は2015年上半期に登場する予定で、2015年中頃には45W以上の第5世代プロセッサも登場予定のようです。
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