本日IntelはAMDのGPUを統合した「Core processor with Radeon RX Vega M Graphics」を発表しました。
省スペースながらゲーミングPC並の性能を実現
新たに発表されたCPU(コードネーム:KabyLake-G)は従来別々に実装されていた外部GPUを一つのパッケージ上に統合したもので、これまでのものより大幅な省スペース化を実現しており、統合された分より効率の良い熱設計が可能になっているのが大きな特徴です。
Intelが公開したベンチマークデータによれば、KabyLake-G最上位モデルのCore i7-8809G(100W)はミドルレンジゲーミングPCに採用されるGeforce GTX 1060(120W)より最大1.13倍高い性能を実現しているとのこと。
搭載製品は今年の春頃にもリリースされる見込みです。
Intelがライバル企業であるAMD製のGPUを統合したことには驚きですが、このおかげでこれまで外部GPUを搭載していたノートPCがさらなる進化を遂げることになりそうです。
おそらくは現行モデルでAMD製GPUを採用しているMacBook Pro 15インチでも実装が期待でき、さらなる薄型・軽量化、あるいは大幅な性能向上が期待できるものと思われます。
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