Android社の創設者であるアンディ・ルービン氏がTwitterにてこれまでにない細くて縦に長いスマートフォンを公開しました。
縦の情報が多いスマホの特性を活かした製品か
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同氏が公開した開発中の新型スマートフォンと思われる画像を見てみますと、これまでにないほど縦長なデザインとなっていることがわかります。横幅は最近のスマートフォンにしてはかなり細めで、パッと見た感じiPhone SEよりも細そうな印象です。
UIも縦に長く表示され、複数アプリもラクラク表示できるようです。
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ユニークなのはその形状だけでなく、背面カラーも見る角度によって色が変わるデザインとなっています。
同氏は過去に実質初のノッチ(切り抜き)を搭載したベゼルレスなEssential Phone PH-1というスマホを出しましたが、それ以降新型スマホの登場はなく、そのまま多くのスマホメーカーのようにひそかに消えていくのものと思われましたが、まだ新型の開発を諦めていなかったようです。
これまでにないユニークなデザインで早くも注目を集めているようですが、同時にとても実用的そうにも見える製品のようにも思えます。
最近のスマホは大画面となる一方で大型化が進み、だんだんと片手での操作性が困難になっているのが現状です。そんなスマホ業界に一石を投じるように公開されたこの製品は、片手で持ちやすいコンパクトな横幅ながら縦に長くすることで縦の情報量も多くしたスマホの性質をうまく理解した設計のように思います。
ちょっと縦長すぎる気もしますが、現状のスマホ業界の「とりあえず大画面化すればいい」みたいな空気感を変えてくれそうという意味ではかなり期待できる製品ですね。
現状スペックや発売日などは全く不明ですが、続報に期待ですね。
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