Microsoftは新型「Surface Pro」を正式に発表しました。
主なスペック
新型Surface Proのスペックは以下の通りです。
- OS:Windows 10 Pro
- CPU:Kaby Lake世代 Core m3/i5/i7
- GPU:Intel HD 615/HD 620/Iris 640
- ディスプレイ:12.3インチ、2736×1824(アスペクト比3:2)
- メモリ:4/8/16GB
- SSD:128/256/512GB/1TB
- 前面カメラ:500万画素
- 背面カメラ:800万画素
- 通信機能:Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.1、LTE通信対応(対応モデルは今秋発売予定)
- インターフェイス:USB 3.0×1、3.5mmヘッドフォンジャック、microSDXCカードスロット、Mini DisplayPort、Surface Connect
- バッテリー駆動時間:13.5時間
- サイズ:292×201×8.5mm
- 重さ:768g (m3) / 770g (i5) / 784g (i7)
- 価格:779ドル〜
外観に大きな変化なしも使い勝手は大幅向上
新型Surface Proはバッテリー駆動時間が13.5時間とPro 4の9時間から50%向上しており、m3/i5モデルはファンレス仕様、i7はファンの音を静音化するなど使い勝手が大幅に向上しています。
性能は詳細は不明ですが、Pro 3比で2.5倍となっており、メモリは最大16GB、SSDは最大1TBなど十分な性能を実現しています。
ディスプレイの解像度はPro 4と同じ2736×1824ピクセルであるものの、色域はより広くなっているとのこと。
音質も向上しており、1.6W×2のDolby Audio Premium対応のスピーカーを内蔵しています。
キーボードは全カラーでアルカンターラ素材を採用しており、4,096段階の筆圧感知が可能な新型Suface PenやSuface Dialも使用可能になるなどクリエイター向けの仕様も強化されています。
価格はm3モデルが799ドル〜、i5モデルが999ドル〜、i7モデルが1,599ドル〜となっています。
出荷は6月15日からとなっていますが、今のところ日本での販売は未定となっています。
新型Surface Proは外観に大きな変化こそないもののバッテリー駆動時間やファンの音の改善、スピーカーやディスプレイの向上など使い勝手を確実に向上させたモデルとなっています。
Surface Laptopのときもそうでしたが、最近のSurfaceシリーズは新たな機能や見かけだけのスペックを向上させるよりもユーザー体験を向上させることに重点を置いているように思います。
新型Surface Proはインパクトこそ少ないかもしれませんが、確実に人気を集めるモデルとなるのではと思われますね。
コメント