Microsoftは中国深セン市で開催している「WinHEC Shenzhen 2016」にて、ARMベースで動作するWindows 10を2017年に投入することを明らかにしました。
Windows 10のフル機能が利用可能!
Snapdragon 820で動作するWindows 10
ARM版Windows 10の特徴として、Windows 10 Mobileのように機能が制限されたものではなく、PC向けWindows 10と同等の機能を持っているという点があります。
通常、スマホやタブレットに多く採用されているARMベースのCPUではPC向けのWindowsなどを動作させることはできませんが、バイナリトランスレーションを利用することで、Windows 10と同等に動作させることを実現している模様。
これによりWin32(32bit)アプリを動作させることが可能であるとのこと。
最近はWin64(64bit)に対応しているアプリも多いですが、たいていWin32にも対応しているので、これは実質ほとんどのPCアプリを利用可能であるということになります。
実際にARM版Windows 10を動かしている動画がこちら
最近のARMベースのCPUは非常に省電力ながらもPC向けCPUの性能にも劣らないレベルにまで達しているので、今回のARM版Windows 10の登場も妥当なものだと考えられます。
おそらくAppleもこの流れからARM版macOSを登場させることも十分考えられるでしょう。
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