先日iPod Touchが約3年ぶりとなるアップデートが行われました。第6世代となる新モデルはスペック面で大幅に向上しています。今回はそのスペックや性能や価格、色などを前モデルと比較してみました。
スペック比較
太字は前モデルより性能向上したところです。
iPod touch第6世代の大きな特徴はiPhone6と同じCPUである「A8チップ」を搭載している点です。ディスプレイサイズは4インチと小型ながらも4.7インチのiPhone6と同等クラスの性能が期待できます。また、メモリが1GB搭載している点も大きいです。
背面カメラも前モデルより進化しており、800万画素とiPhone6と同じ画素数になっています。120fpsスローモーションビデオ撮影にも対応しています。また、バーストモードに対応し、HDRの画質や顔検出精度なども向上しています。
注目なのが、iPhone6ですら対応していないBluetooth4.1に対応しているところです。Bluetooth4.1では通信速度が速くなっており、消費電力も低減されています。これにより、Bluetooth機器を接続しても電池の消費が気にならなくなることが期待できます。
性能比較
Geekbench3マルチコアのベンチマークスコア結果比較は以下の通りです。
参考:Tech crunch、Geekbench Browser
iPod touch第6世代(6G)のスコアはiPod touch第5世代(5G)のスコアから大きく差をつけています。その差はなんと約6倍!
驚異的な性能向上です。
同じくA8チップを搭載するiPhone6に近いスコアをたたき出しているところから性能のほうは格段に良くなっていると言えるでしょう。
カラーラインナップ比較
新たなiPod touchのカラーラインナップはシルバー、スペースグレイ、ゴールド、ピンク、ブルーとなっています。旧iPod touchはシルバー、ブラックスレート、イエロー、ピンク、ブルーだったので、ブラックスレートがスペースグレーに、イエローがゴールドに置き換わった形になります。
しかし、実際はブルー、ピンクも色合いが変わっています。
iPod touch 第5世代
iPod touch 第6世代
ブルー、ピンクは明るめだった第5世代よりも暗めで、濃い色合いになっていることがわかります。他の色はiPhone6のカラーラインナップとほぼ同じです。カラーラインナップの他に外見上の違いとして、背面左下のストラップホールもなくなっています。
価格比較
価格は16GB、64GBは+2000円、32GBは+1000円ほど高くなっています。性能のことを考えますと妥当というか安いくらいの価格上昇でしょう。24,800円で、最安でも86,800円するiPhone6並の性能が手に入るわけですからね(3G、4G回線は使えませんが)
まとめ
今回アップデートされたiPod touchは性能、価格面を考えれば間違いなく「買い」な商品でしょう。iPod touchは3G、4G回線は使えませんが、Wi-Fiが使える環境なら小型で軽量な分iPhone6よりも手軽に扱えることでしょう。
モバイルルーターがあればiPhone6よりも便利なものになるかもしれません。
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