Patently AppleやForbesなどによりますと、Appleは新たにディスプレイに指紋認証を埋め込む特許や光無線通信を行うオプティカルコネクタに関する特許などを取得したことが判明しました。
ディスプレイ上のどこでも指紋認証可能に!?
Patently Appleによりますと、米国特許商標庁が10月4日に公開した特許より、Appleがディスプレイに指紋認証を埋め込む特許を取得したことが判明しました。
この特許ではディスプレイ上のガラスに1層または複数の層からなる静電レンズを埋め込み、ユーザの指から発生する電界を読み取ることで指紋認証を行うことを可能としています。
この特許により、ディスプレイ上のどの場所でも指紋認証が可能となります。
現在iPhoneではホームボタンに指紋認証が搭載されていますが、この特許が実現されればホームボタンが廃止されることは十分考えられます。
Appleはすでに有機ELディスプレイに指紋認証を搭載する特許を取得しており、有機ELを採用すると言われるiPhone 8にこの指紋認証が採用されるのかもしれません。
光無線通信でLightning端子が廃止か?
Forbesによりますと、Appleが9月27日に光無線通信を行うオプティカルコネクタに関する特許を取得したことが判明しました。
この特許では端末に開けられた目に見えないほど小さな穴から光信号を送り、他の端末と通信を行うことが可能となっています。
同メディアでは接続の際にオプティカルコネクタ同士の位置がずれないようマグネット式コネクタを採用すると予想されており、同時にワイヤレス充電も可能となると報じています。
同技術の採用は2017年に発売されると言われるiPhone 8が絶好のタイミングだと述べており、この技術によりLightning端子が廃止され、完全ワイヤレスを実現するだろうと予想されています。
iPhone 8は有機EL搭載やホームボタン廃止、ガラス製筐体採用などが噂されていますが、今回の情報が本当ならば想像よりもはるかに刷新されるのかもしれません。
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