iPhone 7は高効率かつ高性能なA10 Fusion搭載により、iPhone史上最長のバッテリー駆動時間を実現したと謳われていますが、実は4G LTE通信時においてはiPhone SEよりバッテリー駆動時間が劣ることが公式サイトのスペックより判明しました。
一部のバッテリー持ちはiPhone SEのほうが優秀?
公式に発表されている各モデルのバッテリー駆動時間がこちらです。
こちらを見てみますと、iPhone 7では4G LTEで最大12時間なのに対し、iPhone SEでは最大13時間とSEのほうが7より1時間長いことがわかります。
また、オーディオ再生の項目を見てみますと、iPhone 7がワイヤレスで最大40時間に対し、SEは有線ですが最大50時間と10時間もの差があることがわかります(こちらは有線か無線かの違いなので仕方のないことかもしれませんが)
そしてよく見てみると、iPhone 7はWi-Fiでの駆動時間以外の項目はSEと同じバッテリー駆動時間になっていることがわかります。
唯一バッテリー持ちが優れているWi-FiはiPhone 7が最大14時間、SEが最大13時間と1時間の差のみです。
以上のことから特定の状況においてはiPhone 7よりもSEのほうがバッテリーが長持ちすることが考えられます。
ただ、iPhone 7のA10 Fusionチップは負荷が大きいときには高性能なCPUを、負荷が少ないときには低性能ながら省電力なCPUを使用する仕組みなので、平均的にはiPhone 7のほうがSEよりもバッテリーが長持ちするのかもしれません。
とはいえ、どちらも十分なバッテリー持ちを実現していることは確かで、どちらにせよバッテリー持ちの短さに困ることはないかと思います。
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