MacRumorsはリーク情報の正確性に定評のあるMing-Chi Kuo氏からの情報として2021年iPhoneなどに関する情報を公開しています。
2021年についに完全ワイヤレス化か
同メディアが伝えている情報をまとめたのがこちらです。
- 2021年後半のiPhone最上位モデルはLightning端子を廃止し、完全ワイヤレス化を実現
- 2021年前半に5.5インチか6.1インチのiPhone SE2 Plusが発売
- iPhone SE2 Plusはフルスクリーンで電源ボタンにTouch ID内蔵、Face IDは搭載されないためノッチは縮小
Appleと言えばそれまで一般的だったコネクタ、インターフェイスを廃止して次世代のスタンダードを構築してきた企業でもありますが、2021年でおそらく長年の念願だったであろう完全ワイヤレス化を実現する見込みであるようです。
ちなみにこれまでAppleが行ってきた主なインターフェイス改革がこちら
1998年「iMac G3」:当時一般的だったフロッピーディスクを廃止、当時マイナーなUSB採用
2008年「MacBook Air」:ノートPCでは当たり前だった光学ドライブを廃止、その他多くのポートも廃止
2015年「MacBook 12インチ」:USB端子を廃止、当時最先端のUSB-C端子+イヤホンジャックのみ搭載
2016年「iPhone 7」:イヤホンジャック廃止、ワイヤレスイヤホン普及のきっかけに
これまでの歴史から分かるようにAppleは無駄なインターフェイスをことごとく廃止し、だんだんと端子の数自体も減らしています。このことからも完全ワイヤレス化の実現はAppleの悲願の達成とも言えることでしょう。
なお、完全ワイヤレス化の実現を謳ったスマホはすでに中国Meizuの「Meizu zero」がありますが、クラウドファンディングに失敗し、製品化せずに終わっています。(参考:https://japanese.engadget.com/2019/03/08/meizu-zero/)
考えるのは簡単ですが、よく練られたものでないと実現するのが難しいことがよくわかります。
iPhone 7のイヤホンジャック廃止のときもワイヤレスイヤホンとしてとてもよくできたAirPodsがあったからこそ廃止できたということがあります。
2021年iPhoneの完全ワイヤレス化のときも驚くようなデバイスが登場して、実現に至るのかもしれませんね。
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