日経テクノロジーによりますと、iPhone Xを分解した結果、感圧センサーは従来の方式とは異なる新方式のものに変更されていることが判明しました。
従来より精度向上か
情報によれば、iPhone XではiPhone 8などで採用されている従来の静電容量方式から電気抵抗方式に変更されており、より詳細な検知が可能になっているとのこと。
電気抵抗方式の検出部の形状は大半が渦巻き型であるものの、画面端や四隅では折り返し型や蛇行型の形状となっており、画面の湾曲した形状に合わせた設計となっています。これによって、検知しにくい画面端などでも感圧タッチが作動しやすいようになっているものと思われます。
以前の情報でiPhone Xのタッチサンプルレートが120Hzになっていることが判明しましたが、どうやら感圧タッチもひそかにアップデートされていたようです。
iPhone Xは120Hzのタッチサンプルレート採用!より滑らかな操作感を実現へ
Apple Developerによりますと、iPhone Xのタッチサンプルレートは120Hzであることが判明しました。
iPhone Xはその性能向上に注目されることが少ない印象ですが、地味にユーザー体験を向上させる要素が詰め込まれていることが時間とともに判明してきています。
こうした性能向上を公言しない辺りがAppleらしいなと思いますが、もしかするとまだまだ隠されたアップデートがあるかもしれませんね。
コメント