本日より正式に配信が開始された大型アップデートとなる「iOS 10」ですが、早速多くの不具合が発生している模様です。
なかにはiPhoneが再起不能になるいわゆる「文鎮化」という現象も起こっているとのこと。
こうした不具合は大型アップデートが行われる度によく起こることなのですが、ここでは安全にアップデートするために行うべきことについて解説していきます。
なにより大事なのは「バックアップ」!
こうしたアップデートの際に絶対に行うべきことは「バックアップ」です。
バックアップを行っていれば、仮にiPhoneが使えなくなったとしてもデータは残るので、後でデータを復元することは可能になります。
バックアップは
iPhoneの「設定」→「iCloud」→「バックアップ」→「今すぐバックアップを作成」
から行うことができます。
※注意点として初めてバックアップを行う場合はデータ通信量がとても多くなるので、Wi-Fiに接続しておくことがおすすめです。
もしiCloudの容量が足りなくてバックアップが行えない場合はパソコンのiTunesにバックアップを行うことがおすすめです。
パソコンでのバックアップは
パソコンでiTunesを開く(ない場合はこちらからダウンロード)→iPhoneをパソコンにLightningケーブルで接続する→「自動的にバックアップ」で「このコンピュータ」を選択→「今すぐバックアップ」
で行うことができます。
アップデートはiTunes経由のほうが安全
iOS 10へのアップデートを行う際は通常はiPhoneから行いますが、今回のような場合ではパソコンのiTunes経由で行ったほうが安全とのこと。
パソコンのiTunesでアップデートを行う方法は
パソコンでiTunesを開く→iPhoneをパソコンにLightningケーブルで接続する→「アップデートを確認」または「アップデート」から行えます。
iOS 10はロック画面やコントロールセンターのデザインの変更、通知機能の改善、「メッセージ」アプリの大幅な機能向上、日本の「マップ」アプリの大幅強化、「Siri」がもっと賢くなる、対応する家電をコントロール可能な「Home」アプリが追加、「写真」アプリで人工知能による自動分類、検索が可能、その他「Music」や「Safari」、「ヘルスケア」、「時計」アプリの改善など非常に多くの機能が追加された大型アップデートとなっています。
その分不具合も発生しやすくなっているようなので、更新する場合は必ずバックアップを行うようにしましょう。
※追記
Appleはすでにこの問題に対処したアップデート「iOS 10.0.1」に修正した模様です。
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