アプリで正確な位置情報が収集されると、そのアプリを利用している人が今どこにいるのか詳細に判明してしまいます。
通常はこういった情報は悪用されることはありませんが、悪質なアプリ、サイトなどではひそかに位置情報を収集し、流出させたり、悪質なアプリでなくとも自分自身で知らず知らずのうちに位置情報を公開していたというケースもあります。
iOS 14ではそういったプライバシーの問題を配慮し、新機能として位置情報を「おおよその位置情報」に設定することが可能となりました。
今回はその詳細な設定方法を解説します。
「おおよその位置情報」に設定する方法
1.「設定」アプリ→「プライバシー」を選択
2.「位置情報サービス」を選択
3.位置情報設定を変更したいアプリを選択(今回は「SafariのWebサイト」)
4.「正確な位置情報」をオフにする(画像はオンの状態)
これでおおよその位置情報に変更することができます。
純正の「マップ」や「Googleマップ」など正確な位置情報でなければまともに使えなくなるアプリは正確な位置情報が必要だと思いますが、あまり詳細な位置情報を取得する必要がなさそうなアプリは「おおよその位置情報」にしておいた方が良いでしょう。
ぜひ参考にどうぞ。
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