初代Apple Watchを5年間使い続けて思ったこと

初代Apple Watchを使い続けて約5年が経ちました。

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今回はApple Watchを長期間使い続けて思った使う意味や買う価値などについて語っていこうと思います。

Apple Watchで何ができる?

使っていない人からするとApple Watchで何ができるかというのはイマイチよく分からないと思います。

最初は自分もそうで、初めてApple Watchが発表されたときはついにAppleからウェアラブルデバイス(身につけるデバイス)が登場したとワクワクしましたが、それと同時に何か思ってたのと違うとも思いました。

Apple Watchが発表される前は腕につけられる「小型のスマートフォン」のようなものを想像していましたが、実際に登場したのはスマートフォンとは全く異なるものでした。

当時はなぜ小型スマートフォンのようなものにしなかったのか?と疑問に感じていましたが、実際に数年使ってみて感じたのは「あ、これで正解だったな」ということです。

Apple Watchの使い方はとてもシンプルで基本的には

「腕に着ける」

これだけです。

あとは時間を確認するときや通知が来たときなどに画面を見るくらいです。

少なくとも自分はアプリを使うことはほぼありません。

一応横のデジタルクラウンを押せば、アプリ一覧が表示されますが

この画面はまず使いません。

ごくまれにiPhoneの遠隔撮影が必要な場面などでApple Watchのカメラシャッターのアプリなどを使うためアプリ一覧からアクセスするくらいです。

しかし、基本的にはアプリ一覧から起動するのではなく、時計盤のコンプリケーション(すぐにアプリにアクセスできる時計盤のアイコン)からよく使うアプリを起動します。

自分の場合、タイマーやリマインダーはよく使います。あとはアクティビティでその日の歩数や移動距離などもたまに確認します。

使うのは本当にそれくらいです。

 

Apple Watchを使い続けて思ったこと

Apple Watchを長期間使い続けて思ったのは本当に滅多にアプリを使わない、というかApple Watchの画面に触れる機会がかなり少ないということです。

それはApple Watchが「小型スマートフォン」ではなく「腕時計」の進化系だからだと思います。

「腕時計」を身につけるとき、時計の文字盤をじっくり眺めて使うようなことがないように、Apple Watchもそれほど多くの時間、画面を見つめることがないように作られていると思います。

 

自分の過去5年間でApple Watchの体感的な使用用途は

95%:時計盤や通知を見る

4%:タイマー

1%:その他アプリ

100%(バックグラウンド):健康関連のデータ測定

といった感じです。

Apple Watchは基本的に時計盤を見る、通知を見ることしかしません。他にはたまにタイマーを使うのと他アプリを使うくらいです。

Apple Watchが本当に優れているのはバックグランドで健康関連のデータを自動測定することだと思います。具体的にはスポーツ関連なら歩数・移動距離・運動時間・消費カロリーなど、健康関連なら心拍数・転倒検知(4以降)・心電図(4以降)・血中酸素濃度(6以降)などです。これが全て身につけているだけで行われることがすごいのです。

最新モデルで健康データ測定の精度が上がったり、新たな機能が追加されたりするのも全てこのバックグラウンドの健康関連のデータ測定のためのものです。健康関連の測定可能なデータを増えれば、早い段階で様々な病気を検知することもでき、健康的な人であっても今の健康状態を詳細に確認できます。あって損はないので、最新モデルでどんどん健康関連のセンサーが追加されるのも納得です。

 

Apple Watchを買う価値

以上のようにApple Watchというものは買ったら使いこなすというものではなく、つけているだけで良いものです。

それは初代であっても最新モデルであっても変わっていません。

そのことを考えますと、Apple Watchの買う価値というのはスマホの通知が手元で見れたり、つけているだけで健康状態を確認してくれる「腕時計」であることだと思います。

 

正直なくてもどうにかなりますし、あったら便利なことも確かです。

普通の腕時計もあったら時間確認する手間が省けますが、なくてもスマホなどで時間が確認できますよね。

それとほぼ同じことで、Apple Watchはそのついでに通知や健康状態などが確認できるだけです。

ただそれだけですが、これが地味に便利で色々と役立つことも多いです。

 

ちなみに初代Apple Watchはアプリの起動速度はかなり遅いですが、他は普通に使えているので普段使っている分にはそこまで不満はありません。というか上記のように使用用途の大半が画面を見るだけなので、性能の低さもそこまで気になりません。

そういう意味では最新モデルと使い勝手に大差ありませんが、しいて言えばもっと健康関連の機能が充実しているともしもの時の保険になるなあとは感じています。

 

以上が5年間使ってみて思ったことです。

Apple Watchを使ってみようか考えている人の参考になれば幸いです。

 

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