Apple Watch Series 6とSEが正式発表されましたが、その違いや何が進化したのか気になるところ
調べてみたところ意外と違いはシンプルだったので、何が違うのかわかりやすく解説していこうと思います。
Series 6とSEの6つの違い
Apple Watch 6がSEより優れている点は以下の通りです
- 常時点灯するディスプレイ
- 血中酸素濃度センサー
- 電気心拍センサー
- S5より20%高速なS6チップ搭載
- 超広帯域通信できるU1チップ搭載
- Wi-Fi 5GHz周波数帯対応
常時点灯するディスプレイ
Series 6はSeries 5と同様に常時点灯ディスプレイを備えています。
常時点灯といってもアクティブでないときは画面が若干暗くなり、画面の更新回数も少なくなるためバッテリーには大きな影響はありません。
血中酸素濃度センサー
Series 6で追加された注目機能「血中酸素濃度センサー」です。
これにより、心臓や肺の健康状態をより詳細に測定することができます。
電気心拍センサー
こちらもSeries 5にて搭載された機能「電気心拍センサー」です。
SEでは光学式心拍センサーまでしか対応していませんが、この電気心拍センサーでは医療施設で利用できる心電図を作成することができます。
日本での心電図機能承認はまだですが、つい最近心電図機能の認可が下され、もうまもなく使用可能になるのではと言われています。
S5より20%高速なS6チップ
Series 6ではSeires 5のS5チップより20%高速なS6チップが搭載されています。
S5チップはS4チップからの性能改善がほぼなかったようですが、S6では久々に性能改善が行われた形です。なお、SEにはS5チップが搭載されています。
超広帯域U1チップ搭載
Seires 6にはiPhone 11シリーズにも搭載されている超広帯域U1チップが搭載されています。
このチップは数センチ単位の誤差でデバイスを空間認識可能になると言われています。
このチップは探し物をするときに利用されるものと思われ、どこに置いたかわからなくなったApple WatchをARを利用して、カメラで写すだけで見つけることができるようになるのではと推測されています。
Wi-Fi 5GHz対応
Series 6はさりげなく5GHz帯のWi-Fi通信に対応しています。
5GHz帯は2.4GHzと比べ、遠くまで届きにくいものの通信は高速で、2.4GHzと混信しにくく通信が劣化しにくい特徴があります。
Apple WatchはWi-Fiがつながる場所ではWi-Fiを利用した通信になることがあるようですので、地味に良い改善でしょう。
本体素材、カラーの違い
性能以外の話となりますが、本体素材、カラーの違いがあります。
Series 6ではアルミニウムに新色としてブルー、PRODUCT(RED)が追加されています。また、Series 5同様ステンレス、チタニウムモデルもあります。
主な変更点は以上です。
同時に発表されたSEも基本的にSeries 4をベースにしたモデルとなっており、価格のわりに十分優れた性能となっています。
健康関連の機能を重視したいならSeries 6、とりあえずApple Watchが欲しいならSEといったところでしょう。
ご購入時の参考にどうぞ。
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