Bloombergによりますと、アメリカの大手キャリアAT&TがGalaxy Note 7の販売停止を検討していることが判明しました。
リコール後のGalaxy Note 7爆発事故が原因か?
SamsungはGalaxy Note 7の爆発事故が世界で相次いで起こっていることから同製品を無料で安全な新品に交換するリコールを実施しましたが、10月5日に米ケンタッキー州ルイビル国際航空を離陸しようとしていたサウスウェスト航空ボーイング737便で安全なはずのリコール後のGalaxy Note 7が爆発し、75人の乗客全員が避難するという事件が発生しました。
今回AT&TがGalaxy Note 7を販売停止を検討中なのもこの事件が原因だと考えられます。
AT&Tはアメリカで2番目に大きいキャリアで、Samsungにとっては世界で3番目に大きな顧客とのことで、もし販売停止に至れば、Samsungには大きな打撃となることになります。
とにかくただごとではない、今回のGalaxy Note 7爆発事件。
リコール後の製品ですらも爆発するという自体になってはもはやSamsungの信用も大きく失われることは免れないでしょう。しかしまだSamsungの信用が失われる程度なら大したことはないのかもしれません。
問題はその爆発する可能性のあるGalaxy Note 7が世界のどこでいつ爆発するかわからないということです。最悪今回のケースのように飛行機内で爆発が起き、多くの乗客を殺す兵器となる可能性があるのです。
こうなってしまうともはや爆破テロと同じです。しかも爆発させた本人には悪気はない分さらにたちが悪いです。
実際これまでにもGalaxy Note 7が子供の手の中で爆発したり、車を全焼させたり、家を全焼させるなどの事件が発生していますので、本当にただごとではありません。
まだ日本では発売されていないGalaxy Note 7ですが、販売されても(販売されるかどうかも怪しいですが)買わないことが推奨されるでしょう。
参考:iPhone Mania、Bloomberg、juggly.cn
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