米国特許商標庁は2月9日、Appleが出願した電子機器の熱放散性を高めるためのグラフェンシートを用いる特許を公開しました。
iPhone 8で効率的に熱を分散するために採用か
情報によりますと、この特許は厚さがわずか1原子分の熱伝導性が極めて高いグラフェンシートを使用することで、バッテリーと回路から発生する熱を効率よく分散できるというもので、スマートフォンの発熱や発火が抑えられる役割が期待できるとのこと。
つい先日、Ming-Chi Kuo氏による情報としてiPhone 8の有機ELモデルはワイヤレス充電により温度上昇を防ぐために3D Touchモジュールに薄型グラファイトシートが採用されるとのことでしたが、まさにこの情報と一致した特許と言えそうです。
iPhone 8有機ELモデルは他にも積層基板やL字型バッテリーなど大幅な内部変更が加えられる見込みで、かなり大きなアップデートになることが期待できそうです。
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