スマホのアクセサリレビューなどを行うMobileReviewsEhはiPhone 12とiPhone 11を用いて、衝撃耐性、傷耐性などを計測した結果を公開しました。
計測結果
動画では専用の機器を用いてiPhone 12、11の画面への圧力を計測、前面・背面・カメラ部分などをモース硬度別に傷つけた結果比較などが行われています。
耐衝撃検証結果
iPhone 11は352ニュートン(約35kg)でガラスが割れましたが
iPhone 12は442.8ニュートン(約44kg)でガラスが割れる結果に
iPhone 12のディスプレイは11よりも約10kg分の重さに耐えたことになり、圧倒的な差をつけています。投稿者もiPhone 12のガラスを割るのにかなり苦戦したようです。
iPhone 12には新たにディスプレイにセラミックシールドが採用されており、iPhone 11の4倍落下耐性があると公式で述べられていますが、この結果を見る限りあながち嘘ではないように思われます。
ガラスの割れ方も大きく異なり、iPhone 11は全体的に放射状に割れているのに対し、iPhone 12は不規則ながら割れ具合は11よりも控えめなものとなっています。
傷耐性検証(前面)
傷耐性では物質の硬さを表すモース硬度別に傷をつけて検証されています。
なお、同チャンネルでは割れたまま検証しており、割れてない部分を傷つけて確認しています。
iPhone 11はモース硬度7ではっきりと傷が確認されたとのこと。
iPhone 12はモース硬度7でかすかに傷が確認されたとのことですが、カメラにも写らないくらい細かな傷だったようです。モース硬度8でははっきり傷が確認されています。
なお、コインやキー、カッターなどでは傷はつかなかったようです。
傷耐性検証(側面)
iPhone 12の側面のアルミフレームはコインでこするとこすった跡は残るものの
キレイに拭き取れば傷が目立たない状態となったとのこと。
カッターナイフで傷つけると
かすかに傷が残るという結果となりました。
傷耐性検証(背面)
iPhone 12の背面ガラスはモース硬度7でかすかに傷が確認されたとのこと(動画では間違えてモース硬度9から検証したため傷がついている)
サファイアガラスでできているカメラレンズ部分はモース硬度8でも傷はつかなかった模様。
まとめ
今回の検証結果を見る限り、iPhone 12のディスプレイは大幅に強度が高くなっており、傷つきにくさもわずかながら向上していることがわかります。
アクセサリーレビュアーでもあるMobileReviewsEhによれば、iPhone 12にチープなスクリーンプロテクターは付けるべきではないとのことで、ミドルクラスのプロテクターも推奨されないとのこと。
iPhone 12は落下耐性も傷耐性も優れていることから保護フィルムなしでもある程度傷はつきにくいのかもしれません。
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