2021年3月に登場すると噂される次期iPad mini 第6世代は8.4インチになるという情報がありましたが、この情報をもとに実際の画面サイズと本体の大きさを予測し、図にしてみました。
現行モデルの画面・本体サイズ
現行のiPad mini 第5世代の画面・本体サイズがこちら
- 画面サイズ:7.9インチ(2048×1536ピクセル、アスペクト比4:3)
- 本体サイズ:134.8×203.2×6.1mm
iPad miniは初代が2012年10月に発売されてから画面サイズ、本体サイズともにほぼ変化がなく、2019年3月に発売されたiPad mini 5もこれまでのモデル同様のサイズでした。
iPad miniのサイズは成人男性であれば片手でつかめる大きさで、絶妙なサイズ感とスマホで見るより断然大きい7.9インチという画面サイズがとても好評でした。
これがiPad miniの大きな特徴でもあるため、おそらく最新モデルも片手でつかむことができるサイズ感を維持して出してくるものと推測されます。
8.4インチに大型化した場合
次期iPad miniが8.4インチに大型化すれば、iPad miniでは初となる大画面化となるわけですが、具体的にどういった画面サイズとなるのでしょう。
具体的な画面サイズを測定する上で重要なのは、画面のアスペクト比(画面の縦横の比率)です。
iPadのアスペクト比は長年4:3ですが、最新のホームボタンなしの11〜10.9インチiPadのみ4.3:3という特殊な比率となっています。
最近の情報によれば次期iPad miniは従来のTouch IDつきホームボタン搭載とのことなので、4:3のアスペクト比になる可能性が高いですが、今回は4:3と4.3:3の両方の画面サイズを推測してみました。
実際に画面サイズを比較したものがこちら
左が現行iPad miniの7.9インチ、中央が8.4インチ 4:3の場合、右が8.4インチ 4.3:3の場合です。
重ねて比較したものがこちら
8.4インチ 4:3の場合は7.9インチをそのまま大きくした感じですが
8.4インチ 4.3:3の場合は7.9インチと横幅はほぼ同じで縦長にしたものとなっています。
仮に次期iPad miniが本体サイズが変わらなかった場合、本体・画面サイズは以下のようになります。
本体サイズが変わらなかった場合
中央の8.4インチ 4:3だと横幅ギリギリでベゼルも相当細くする必要がありますが
右の8.4インチ 4.3:3だと横ベゼルにゆとりがあり、縦方向に伸びた画面となります。
技術的には右の8.4インチ 4.3:3の方が実現しやすいです。ただ、AppleはiPhone 12で幅約3mmの極細ベゼルを実現しているので、中央の8.4インチ 4:3も実現できなくもないです。
画面大型化でも本体サイズ維持がベスト
次期iPad miniでは画面大型化はほぼ確実視されていますが、できることなら現行モデルと同じ本体サイズを維持するのがベストでしょう。
現行iPad miniは成人男性でなんとか片手でつかめるサイズなので、本体サイズが少しでも大きくなると片手でつかむ持ち方がかなりやりくくなりそうです。
技術的には本体サイズを維持しながら画面大型化は不可能ではないので、次期モデルではその辺りを期待したいところです。
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