先日、各メディア向けにWWDC 2021の招待状が配布されましたが、その画像から様々な憶測が飛び交っています。
今回はこの画像や過去の情報から発表が予想される製品についてまとめてみました。
WWDC21について
WWDCとは毎年6月にAppleが開催する開発者向けのイベントのことです。
このイベントでは必ずiOSやmacOS、tvOS、watchOSなどの新アップデートが発表されます。基本的には開発者向けのイベントなので、ソフトウェア関連の発表が中心ですが、場合によっては新製品の発表もあります。
過去のWWDCでもiPadやMac製品などの発表がある場合がありました。
招待状から予想される発表製品
画像参考:9to5Mac
こちらがWWDC21の招待状です。
招待状には”Glow and behold.”と書かれており、これは“lo and behold(驚くなかれ)”の”lo(見よ)”を”Glow”にもじったものとなります。
“Glow”には「(光が反射してできる)柔らかな輝き」「幸福感、満足感」などの意味があり、まさに画像のようにMacBookの光の反射と見ている人の満足そうな顔を表した言葉となります。
問題はMacBookを見ている人がかけている「メガネに映るアイコン」です。
9to5Macではこのアイコンについて分析しており、まとめると以下のようになります。
- JUN 7(6月7日)に21の通知がある「カレンダー」アプリ:WWDC 21が6月7日に開催されるという意味
- 開発者向けアプリ「Xcode」のアイコン:開発者向けのイベントなので妥当
- Apple提供のシンボルフォント「SF Symbols」のアイコン
- Appleに開発したアプリなどをアップロードできる「Transporter」のアイコン?
「カレンダー」と「Xcode」はメッセージ性は明らかなのでわかりやすいですが、「SF Symbols」と「Transporter」のアイコンがあるのは何か意味深な印象です。
画像でも特に際立っているのは「メガネ」です。
これについては以前から噂されているApple Glassの何らかの発表があるのではないかと予想されています。
あくまで個人的な解釈ですが、
- 「SF Symbols」のアイコンの意味はメガネ型デバイスというSF的な製品が発表されるということを示唆している?
- 招待状の”Glow and behold”の中にGlow(光の反射)、lo(見よ)、behold(見る)の単語があり、「見る」ことと「反射」が強調されている(メガネに関連?)
これらのことからメガネ型のデバイスが発表されそうな気配もなくはないです。
ただ、Apple Glassについては早くとも2022年に発売されるという情報もあるため、あくまでも発表だけとなり、発売はだいぶ後になる可能性もあるでしょう。実際、Apple Watchのときがそうでした。
他には以前から噂されている新型MacBook ProやiPad Pro、iPad miniなどの発表の可能性もありますが、これらに関してはWWDC21で発表されるという情報は今のところ特にはなく、4月か10月以降かで若干情報が迷走している印象です。
少なくとも現時点ではWWDC21では新型Macや新型iPadなどの発表は期待されていません。今後の情報待ちといったところでしょう。
ひとまず確定しているのは「iOS」「macOS」「tvOS」「watchOS」のアップデートでしょう。
サプライズとして「Apple Glass」の発表もあるかもしれません。
いずれにせよ今後の情報に期待です。
コメント