結局、新型MacBook Pro 13とMacBook 12のどちらを選ぶべきなのか?元Pro 13ユーザが実体験を元に考えてみる

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11月7日、とあるツイッターのフォロワー様から以下のようなご相談をいただきました。

確かに実際に購入する方からしてみると、13インチと12インチのサイズの違いによる作業効率の差は気になるところでしょうし、両者とも決して安い買い物ではないので、長く使うことを考えますと、どちらが良いのか悩む方も多いと思います。

そこで今回は元MacBook Pro Retina 13ユーザであり、現MacBook 12ユーザでもある自分がどちらを選ぶべきなのか実体験を元に詳しくまとめてみることにしました。

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自分のMac歴について

どちらを選ぶべきなのか語る前に少し自分のMac歴について話しておこうと思います。

自分のMac歴はおおよそ以下の通りです。

  • 2012年6月 MacBook Air 13インチ(以下MBA13)Mid 2012 購入
  • 2014年3月 MacBook Pro Retina 13インチ(以下MBPR13)Late 2013 購入
Macbook Air 13インチからMacbook Pro Retina 13インチに買い換えることを決めた理由
僕は「MacBook Air(以下MBA) 13インチ(Mid 2012)」を持っていたのですが、いろいろ考えた結果「MacBook...
  • 2016年3月 MacBook 12インチ(以下MB12)Early 2016 購入
MacBook Pro Retina 13からMacBook 12 2016に買い換えて思ったこと
MacBook Pro Retina 13インチ 2013年モデル(以下MBPR13)からMacBook 12インチ 2016年モデ...

こうして振り返ると2年に一度のペースでMacBookを買い替えていたようです笑

もともとPC好きだったので、買い替えサイクルは他の人よりかなり早かったように思います(ちなみにこの他にもMac miniやLenovoのMiix 2 8なども買ったりしてました笑)

この経験を踏まえて、今回の件についてお話していきます。

画面サイズの違いによる作業効率の差について

まずはフォロワー様からのご相談にもありました、画面サイズの違いによる作業効率の差について語っていこうと思います。

結論から言いますと、画面サイズは大きいに越したことはありません

画面が大きければ、単純に見やすいですし、作業効率も格段に上がります。

詳しく話しますと、画面サイズのほかに解像度も作業効率に影響します。というかむしろこちらのほうが影響が大きいです。

具体的に自分のMac歴の例を見ながら説明します。

  • MBA13:13.3インチ/1440×900の作業領域
  • MBPR13:13.3インチ/2560×1600(スケーリングで最大1680×1050の作業領域)
  • MB12:12インチ/2304×1440(スケーリングで最大1440×900の作業領域)

自分がこの中で最も作業効率が良かったと感じたものはもちろんMBPR13でした。Retinaディスプレイのスケーリング機能により、実質1680×1050まで作業領域を広げることが可能で、ウィンドウを複数並べて使うことも容易でしたし、画面サイズは13.3インチとほどよい大きさだったので、作業領域を高めても見にくいということはありませんでした。

ではMB12では作業効率が悪くなったのかと言いますと、正直そこまで変わりませんでした。スケーリング解像度1440×900も決して狭いわけではなく、12インチという画面サイズも思ったよりも小さく感じませんでしたし、むしろ13.3インチのスケーリング解像度1680×1050のときよりも文字が大きく見やすくなりました。これは少し専門的な話になりますが、画素密度が12インチ1440×900の時は142ppi、13.3インチ1680×1050の時は149ppiと12インチのほうが画素密度が若干低いため、表示される文字が大きくなった影響だと考えれます。

あともう一つMB12で使い勝手がそこまで変わらなかった大きな要因としてOS X El Capitanで追加された機能「Split View」の存在があります。従来のMacでは2つのウィンドウを並べて表示したいとき、手動でいちいち大きさを調整して並べなくてはなりませんでしたが、この機能では2つのウィンドウをきれいに分割して並べることが可能で、しかも対応アプリでは表示する広さにより、レイアウトも適度に調整されます。

【OS X El Capitan】同じアプリを2画面分割表示する方法
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これにより解像度をあまり気にすることなく、快適に使用することができるので、自分はかなり重宝させてもらってます。

これらのことから少なくとも自分が行う作業(ウェブ閲覧やブログ編集、簡単な写真編集など)においてはMB12の画面サイズでも特に不満なく使用できています

画面が大きくなると携帯性が悪くなる

さきほど作業効率を上げるには画面サイズは大きいに越したことはないことを述べましたが、画面サイズが大きくなると必然的に携帯性は悪くなります

つまり画面サイズと携帯性はトレードオフの関係になります。これは当然のことなのですが、異なるディスプレイサイズのPCを選ぶ際にはとても重要なことであります。

新型MacBook Pro 13とMacBook 12を選択する際のポイントはまさにこの画面サイズの違いと携帯性の差でしょう。

先日、実際に新型MBP13(Touch Barなしモデル)に触れる機会があったのですが、普段からMB12を持ち歩いている自分にとってはかなり重く感じました。重さとしては1.37kgと決して重いわけでなく、一般的なPCと比較しても軽量なほうなのですが、MB12に慣れた影響か新MBP13は携帯性重視な自分には不向きだと感じました

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本日、Apple Store 表参道にて、MacBook Pro 13インチ 2016 Touch Barなしの実機モデルに触れてきましたの...

過去に1.57kgのMBPR13を持ち運んでいたときも性能、ディスプレイ、機能性などに全く不満はありませんでしたが、どうしても重さだけは気になっていました。PCをよく持ち運ぶ自分にとっては重すぎたのです。最初の頃は重さも優れた性能、ディスプレイ品質を考えれば妥協の範囲内だと考え、我慢していましたが、ついにMBPR13(Late 2013)並の性能で超軽量なMB12(Early 2016)が発売されましたので、結果的に乗り換えるに至りました。

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個人的な予想ですが、今新型MacBook Pro 13を購入した方も将来的に同様のことが起こるのではないかと思います。

仮にTouch Bar、Touch ID、Thunderbolt 3搭載、性能も今のMBP13以上の新型MacBook 12が発売されたとしたらみなさんはどちらを購入しますか?(おそらくこれは近い将来実際に実現することです)

このときの違いはもはや画面サイズだけなので、購入するポイントは画面サイズと携帯性だけになります。

新型MacBook Pro 13とMacBook 12のどちらを選ぶべきなのか

結局新型MacBook Pro 13(Late 2016)とMacBook 12(Early 2016)はどちらを選ぶべきなのでしょうか?

大事なことはどこに自分の適性なPCのラインがあるのか把握することです。

性能は今後も確実に向上していきますし、機能性も携帯性もどんどん改善されていくことでしょう。

しかし、PCのスペックは向上していったとしてもそれを扱う人というのはたいていやることが決まっています

例えば、自分が行う作業に関して言うならウェブ閲覧、ブログ編集、簡単な写真編集と固定した作業でそれ以外にやることはほとんどありません。仮に自分が高度な動画編集をするようになり、とてもMB12の性能では満足できないということになれば、そのときにPCを変えれば済む話なのです。そのような機会はたいていの場合、そう起こることではありませんし、それが本来PCを買い替えるベストなタイミングなのです。

いくら新型MacBook Pro 13で性能が向上し、Touch BarやTouch ID、Thunderbolt 3が搭載されたと言っても使わない人は使わないですし、ファンレス設計で性能が低いと思われがちなMacBook 12もこれで十分という人には十分なのです。

つまり大事なことというのは自分にとってベストな性能、機能性、携帯性というのはすでにある程度決まっていて、それを満たすPCとは具体的にどのようなものなのかを把握するということです。

と言ってもそれを見つけるのは簡単なことではありません。

しかし、少なくとも新型MacBook Pro 13とMacBook 12のどちらが良いのかで迷っているのならば、自分は断然MacBook 12をオススメします

この2つのモデルで迷うということは携帯性は重視していることは間違いないでしょうし、きっと性能は完全にプロレベルのものがほしいというわけでもないでしょう(仮にそれを要求しているのなら内蔵GPUのMacBook Pro 13は論外です)

そして新しく追加されたTouch BarやTouch ID、Thunderbolt 3も絶対なくてはならないと考えているわけでもないと思います(絶対必要ならMacBook 12は選択肢から消えます)

まとめますと、新型MacBook Pro 13とMacBook 12で迷っている人は携帯性重視で性能はプロレベルでなくても良い、新機能もあったら良いということになります。

それぞれの条件についてMacBook 12ユーザの自分から言わせてもらうと以下のようになります。

携帯性重視→軽量かつコンパクトなMacBook 12有利

プロレベルでなくても良い性能→プロレベルに近い作業を行わない限り十分なレベルに達しているMacBook 12と十分以上のレベルに達しているMacBook Pro 13は体感的に変わらない

あったら良い新機能→なくても普通に使えれば良い→MacBook 12のUSB-Cと普通のキーボードで十分事足りる

ということになります。

ちなみにMacBook 12でできることの詳細は以下の記事で語っています。

MacBook Pro 13インチはもはや不要?MacBook 12ユーザーが素直に思うこと
最近新型MacBook Proの登場が噂されており、その登場が待ち遠しい方も多いことかと思いますが、MacBook 12インチ(20...

最後のUSB-Cは半ば無理矢理感はありますが笑、おそらくこれは大半の人に当てはまることかと思います。

たしかに新型MacBook Pro 13は従来よりコンパクトかつ軽量で新機能も多く、話題性もあるので、購入したい方は多いと思いますが、多くの人にとってはMacBook 12でも十分なスペックなのです。

魅力的な新製品が発表されれば、やはりその新製品がほしくなってしまうものですが、自分が本当に必要としている性能を見失わないことです。

自分にとって最適なPCを見つけることができれば、もうPCの買い替えで悩む必要もなくなるでしょう。

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