9to5Macが12インチの新型MacBookに限りなく近いものと思われる外観の画像を公開しました。
9to5Macによれば今回の画像は12インチMacBookの試作品を元に作成したものとのことです。9to5Macは過去にMacBook Retina 15インチに非常に近いデザインの画像を作成しており、今回もかなり期待ができそうです。
MacBook Air 11インチよりもコンパクト!?
12インチ新型MacBookはMacBook Air13インチよりも小さいのはもちろん、11インチよりも小さいとのこと。
具体的には幅が約6mm小さく、高さが約6mm大きくなっているようです。厚さが薄くなっている分、11インチよりもコンパクトであると言えます。12インチと画面サイズが大きくなっているのに11インチよりもコンパクトになるというのだから驚きです。
デザインが一新!
新型MacBookはデザインが大きく変更されています。
コンパクトになったことでキーボード脇の余白がほとんどなくなり、キーボード上にはスピーカーが配置されています。
スピーカーが前面に配置されたことで音質の向上も期待できます。このスピーカーのメッシュはファンレス仕様のCPUを冷却するための通気口の役割も果たしており、計算された設計となっていることがわかります。
キーボードの幅はコンパクトな本体サイズに合わせるためにわずかに狭くなっています。しかしキー自体の大きさは変わらず、コンパクトになってもキーボードの押しやすさは維持しているものと思われます。また、電源ボタンの配置と大きさ、左右の矢印キーの大きさなどが見直されており、以前よりも快適な操作が期待できます。今までは頻繁に使用する「delete」キーの上に電源ボタンがあり、間違って電源ボタンを押してしまい、スリープしてしまうことがありましたが、今回の配置の改善でそのような心配はなくなりそうです。
トラックパッドは11インチと同じ幅とのことですが、高さは明らかに11インチのものよりも高くなっています。また、クリック機構が廃止され、全ての操作がタッチのみに対応するようです。クリック機構を廃止したことで、トラックパッドがより薄型になり、全体の薄型化と軽量化に貢献しているものと思われます。
インターフェイスはUSB Type-Cとイヤホンジャックのみ!?
薄型化を実現するためにインターフェイスは最小限に抑えられています。9to5Macによれば、インターフェイスはイヤホンジャックとUSB Type-Cのみで、Thunderbolt、SDカード、MagSafeは廃止されるとのこと。
USB Type-Cは最大100Wの大電力供給に対応することが可能な規格で、この端子がMagSafeの代わりに充電する役割を果たすものと考えられます。このUSB Type-CがUSB3.1ならば転送速度がThunderboltと同じ10Gbpsとなるので、複数の端子と接続可能になるように拡張することも容易でしょう。そのためにAppleは複数の端子と接続できるようなハブを作成することも考えられます。
スペースグレイも存在!?
新型MacBookにはiOSデバイスのように新たにスペースグレイが追加される可能性があるとのこと。
MacBookシリーズはシルバーのみだったので、本当ならばうれしい情報です。画像を見る限り、シルバーよりも若干黒い程度の色合いになるようです。
新型MacBookの名称は「MacBook Stealth」!?
新しいMacBookは社内では「MacBook Stealth」と呼ばれているとのこと。
薄くて存在を感じさせない「Air(エアー)」から、より薄くなりさらに存在を感じさせなくなったから「Stealth(ステルス)」ということでしょうか。なかなかかっこいいですw 個人的にはけっこう好きな名前ですね。
発表は2015年半ばのWWDC?
新型MacBookは2015年半ばに開催されるWWDCで発表されるものと思われます。噂では新型MacBookの量産は2015年から開始される予定で、2015年の前半に発売されることが予想されており、WWDCはMac製品の発表が多く行われてきたことから可能性は非常に高いと思われます。
今回の情報は確定したわけではありませんが、非常に現実的で信ぴょう性が高いように思われます。気になるのはインターフェイスがイヤホンジャックとUSB Type-C一つだけのところです。せめてUSB端子2つとmicroSDカードスロットくらいはほしいところです。あとRetina対応していれば最高ですね。
発表ではこのあたりの予想を良い意味で覆してくれることを期待します。
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