「Cherry Trail」がAtom x7、x5として正式発表!GPU性能は最大2倍に向上

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Intelは3月2日(現地時間)にMWC2015にて、14nmプロセスで製造されている「Cherry Trail」をAtom x7 Z8700シリーズ、Atom x5 Z8500/8300シリーズとして発表しました。

 

Cherry Trail世代はAtom x7、x5のブランドになる

以前の記事で、Atomはx7/x5/x3の3段階のグレードに分けられると伝えましたが、中間と上位モデルであるx5とx7は14nmプロセスで製造される「Cherry Trail」世代のものとなり、x3は前の世代で使われていた22nmプロセスのCPUが使用されるようです。

 

 

GPU性能が大幅に向上

Cherry Trail世代Atomの大きな特徴はGPU性能が大幅に向上しているということです。

GPUが第8世代Intel HD Graphicsになり、EU数(実行ユニット数)がx7では16基、x5では12基となり、従来の4基よりも大幅に増えています。

実際にベンチマークを比較した結果では、前の世代の最上位モデルであるAtom Z3795との比較で、GFXBench 2.7では2倍に、3DMarkのIce Storm Unlimitedでは50%の性能向上が実現されているとのことです。

また、最大で8GBのメモリが搭載可能になり、出力解像度も4k2kに対応しています。

 

 

今回の大幅な性能向上により、小型のタブレットPCでもメインPCとして使えるくらいの性能になるかもしれません。実際前の世代であるBay Trail世代のAtomでも普通に使用する分には十分使えるスペックでしたので、期待はできます。

 

Bay Trail世代のAtomが使われているタブレットPCの性能を検証した記事がこちら

 

参考:北森瓦版PCWatch

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